美容室に行こう!

今回はおすすめ10選から外れて、こんな話はいかがでしょうか?

「美容室に行こう!」

とまぁ、「行ってるよ!」というツッコミをもらってしまうタイトルですが、今回の話は「美容室に行って、自分を知ろう!」って話なんです。

自分を知ろうと言いましても、詳しく言うと「自分の髪のことを知ろう」ということであって、そんな深い意味は無いんです。

だがしか〜し!

意外とわかって無い自分の髪の毛のこと。

私の髪の毛ってどんな髪質なの???

ってことをチェックしながら知っていきましょう!

 ー分の髪の毛の現在の状態を知る
  1. 髪のダメージの進行具合を知る。
  2. 髪の色の状態を知る。(カラー施術後、髪の毛に残っているカラー剤の色素の色)

◆ー分のもともとの髪質を知る
  1. 硬さ、太さ。
  2. クセ毛なのか直毛なのか。
  3. 撥水性のチェック。
  4. 地毛の色。(カラー未処理状態のアンダーカラー)
 頭皮の状態を知る
  1. フケが異常に出ていないか?
  2. 赤みや吹き出物ができていないか?
  3. 抜け毛が一日/100本以上抜けていないか?
  4. 頭皮が柔らかくよく動くか?

このチェックポイントを抑え、セルフカウンセリングしてあげると、美容室でのコミュニケーションが円滑に進むと思います!


詳しくはこちらのページで! → セルフ診断用ページ

リンパ系リフトアップ・マッサージ

「今!お店で熱いアイテム 10選」としてお送りしてます、このごろの猪島ブログ。

今回で7つ目です。

今回は「リンパ系リフトアップ・マッサージ」と題しまして、お送りいたします。

この「リンパ系リフトアップ・マッサージ」具体的に何で、どんな効果があってどう素敵なんやねん?

という、ヘンテコな大阪弁でツッコミを入れたくなる感じですが、実はこれ。。。

「究極のアンチエイジング」の礎なのです。

次はこの「究極のアンチエイジング」について説明しなくてはならないのですが。

アンチエイジングとは坑加齢、坑老化という意味で、年を取ることによって起る老化の原因を抑制することによって、老化を予防したり、老化を改善すること。 ここ数年、医療や美容・健康分野で注目されている言葉です。

男性は18歳、女性は15歳をピークにその年齢を過ぎると新陳代謝が下がってきます。

そこから10年、20年と経過すればするほど代謝は悪くなるのでドンドン老廃物が体の中に溜まっていき、それらが様々な老化現象を引き起こすようになるのです。

だがしかし、気にしなくてはならないのは年齢だけではありません。

自分の気付かないうちに蓄積されている、間違えた生活習慣や環境対応にもその要因があるのです。

例えば、喫煙や栄養バランスの悪い食生活。労働環境、睡眠環境、ストレス etc...

この要因によって引き起こされる
薄毛、たるみ、シワ、シミ、肩こり、腰痛、間接痛 etc...

ここにあげた単語のほとんどが、若い頃には気にしなくてもよかったことばっかりなんですよね。


「若々しさを保つ」というのはどんな方でも望むことだと思います。
ドンドン失われていく、若い頃のような身体能力、若い頃のような美貌。

それは自然な流れです。

人は老いには逆らえません。

でもどうにかしたい。

そんな時にしてもらいたいのがこの「リンパ系リフトアップ・マッサージ」なのです。

前置きが長くなってしまいましたが、具体的な「リンパ系リフトアップ・マッサージ」の話は長くなりそうなので、ここから先は「続きを読む」をクリックし下さい!

CUTI FIX!

「今!お店で熱いアイテム 10選」

ついに6回目になりました!
折り返し地点を過ぎて、ますます加速していきますよ!

ということで、今回はこちら!



形状記憶トリートメント「 CUTI FIX 」のご紹介です!

このアイテム、何が素晴らしいのかというと、上の画像にも書いてありますが、感熱架橋型(かんねつかきょうがた)18MEAエルカラクトンの効果が素晴らしいのです!

このエルカラクトン、熱の力で髪の毛に形状を記憶させるんです。

つまり、どういうことかというと。
  1. 毎日コテを使って巻いたりする人は巻き髪がどんどん記憶されていく。
  2. パーマカラーの繰り返しで、バサバサになってしまった毛先をストレートに落ち着かせる。
  3. くせ毛で、表面に出てくるアホ毛(一部表面に目立つクセの強い毛)をまとめる。

などの、使い方ができるんです!!

もちろん美容室で、トリートメントメニューとしてやってもいいのですが、縮毛矯正や、デジタルパーマの中間処理に挟んでみたり
ご自宅で、シャンプー後にトリートメントとして、毛先にもみこんでもらったり、巻き髪スタイリングや、ストレートアイロンの前につけていただいたり

そんな感じで使っていただくとものすごい効果があります!

いままで、こういった感熱架橋型のトリートメントはいくつもあったのですが、この「 CUTI FIX 」は抜群にいいと思います。

数日後も結果を維持できるし、ハイダメージで傷んだ髪もまとまりが全然変わります。

こういった、一般に出回っていない商品をいち早くご紹介できるってのは美容師をやっていてよかったな!と、思うことの一つなんで、皆さん是非!

チェックして下さいね!

それでは次回に!!

MUCOTA SNB Opera SH

「今!お店で熱いアイテム 10選」
なんと5回目です。

今回も裏方の薬剤紹介しちゃいます。

今回のお薬は「MUCOTA SNB Opera SH」という、縮毛矯正剤です。

この薬、一度リニューアルしてお店でも変更したのですが。

リニューアルしたものより以前のほうがしっくり来たのでメインラインナップに返り咲いた珠玉の縮毛矯正剤なのです。

実は、美容室で扱っている薬剤って、各メーカーさんの、各ラインナップすべてを集めると、ものすごい数になっちゃいます。

カラー剤にしても、パーマ剤にしても、縮毛矯正剤にしても、それぞれのメーカーさんのポリシーやコンセプトによって同じような薬剤でも全然違う結果になったりすることもあるんです。

その中でも僕がMUCOTAさんのSNB Opera SHを選んでる理由は
  1. 矯正のかかりがよく、クセが戻りにくい。
  2. ハイパワーの薬剤なのでクセが強い人でも伸びてくれる。
  3. 浸透性の高い成分が配合されているので、細毛軟毛のクセが伸びづらい人の髪もしっかり伸ばしてくれる。
という点です。
日々、どんどん縮毛矯正の技術は進化しています。
矯正後の髪にパーマや、デジタルパーマをかけられるようになったり、よりダメージが少なく再現性のある、拡張性のある仕事に変化していってます。

これからの縮毛矯正に目が離せない感じですね!

 

βレイヤーミスト

「今!お店で熱いアイテム 10選」
今回で4回目になりました!
今回は当店のロングセラー&普通に使い過ぎててよさがさっぱり伝わらない洗い流さないトリートメントです。

MujART RooMのカラーはカラー剤に保湿系のトリートメントを泡状にしたものを混ぜてホイップ状にしてカラーをするのですが。その時に使っている「泡」がまさにこれ、「βレイヤーミスト」なのです。

クリックするとメーカーサイトへ → リトルサイエンティスト βレイヤーミスト



髪への浸透もよくしっとりまとまりさらさら感の高いスーパーアイテム。

僕らは仕事の中で、日常的に使い過ぎていてよさを伝えることも難しい!
本当にいいものって、言葉でつたわるものじゃ無いですよね。

でもこれはほんとに使って感じる良さがあります。

手のつけられないハイダメージの方が日常的に使ってもらうことによって、かなり扱いやすい髪の毛になります☆



この手のミスト系の洗い流さないトリートメントってたっくさんあるのですが、これは群を抜いてます。



→ βレイヤーミストをMujART RooM Online Shop でチェックする☆

集中的なダメージ補修日常的に最高のフィーリングを望むなら、是非!
 

LESSE カラートリートメント

「今!お店で熱いアイテム 10選」と題しまして、前回から続けております、MujART RooMの猪島です。

今回はちまたで人気のセルフカラー剤に一歩差をつける、スペシャルアイテム。

カラートリートメントについて詳しく紹介しちゃいます!

そもそも、僕はセルフカラーに対して反対派寄りの中立的な立場を取ってたのですが、この「 LESSE カラートリートメント 」だったら圧倒的に賛成です!



※ メーカーサイトはこちらです → HOYU for Professional LESSE COLOR TREATMENT

その理由は2つあります。

1つ目は圧倒的に「ダメージレス」
通常のヘアカラーと呼ばれる1剤と2剤を混ぜたり、泡で染めるタイプのカラー剤と違って、髪の毛を脱色する事無く染まるのでダメージがありません。
これはセルフカラーをされているお客様を施術する美容師にとって、ものすごく画期的なことなのです☆

傷まないカラー剤なども最近はちょこちょこ出てきてますが、カラー剤に脱色効果があってアルカリ性である以上、髪の毛のダメージは免れられません。
ノンアルカリで髪の毛を染めるという点に素晴らしさがあるのです。

2つ目は手軽で確実に染まる!
毎日のシャンプー後に何度か繰り返し染めていただくことで根元の白髪を確実にカバーしてくれます。
後頭部の自分では染めにくい場所を3ヶ月に一度、美容室で染められるお客様います。
習慣化させてしまえば、分け目に出てくる白髪のストレスから完全に解放されることでしょう。

そのくらいカラートリートメントは素晴らしいのです!

だがしかし、デメリットもあります。
それは髪の毛の色を明るくできない。
シャンプー後にトリートメントをつけて、数分待たなくてはならない。
色味のラインナップが少ない。


この3つがメインでしょうか。。
でも、「別に髪の色は地毛くらいでいいや」とか、「髪につけて待っている間、体を洗ったり、その他の部分をケアするからいいや」という方には、気にならないでしょう。

特におススメしたい方は、白髪染めと縮毛矯正やパーマをしている方(特にホームカラーの方)です。

お客さんとお店の協力でどこまでも綺麗なスタイルはつくれます。


ちなみに、効果が高過ぎて、LESSE人気でお店でする白髪染めのお客さんが減ってますw

 

アソートアリア エトレ

こんばんは!
ブログを続けて4日目の猪島です!(笑)

今回からちょっと脱線して「今!お店で熱いアイテム 10選」をお送りします☆
 
何ともまあ、アレな企画ですが、がんばって参ります!
 


第一回目はカラー剤から。

今!お店で熱いカラー剤はDEMI コスメティクス さんの「アソートアリア エトレ」 です(商品名をクリックするとメーカーサイトにジャンプします。)

この「アソートアリア エトレ」ですが、もともと「アソートアリア」というシリーズのカラー剤があったのですが、その弱酸性バージョンです。

このブログを読んでたり、カラー剤に詳しい同業者の方だったら分かる話だと思いますが、髪の毛pH4.5〜5.5の弱酸性普通のカラー剤はだいたいが「アルカリ性」です。ちなみにブリーチなんかは強アルカリ性で髪の毛にかなりのダメージを与えます。

薬剤のpHのアルカリ性が高くなればなるほど、髪の毛に対する負担が大きくなりダメージにつながるんです。

そこで、髪の毛に対する負担を少なくするにはどうしたらいいのか。。?
 
ということで、この弱酸性のカラー剤「アソートアリア エトレ」なのです。

このアソートアリア エトレ。優れている点がいくつもあります。

ノンアルカリなので施術時のダメージが少ないです。(通常のカラー剤で行う施術が5として、ブリーチが10だとしたらアソートアリアエトレは2くらいです。)
・カラー後、色の沈み込み、濁りを抑えた発色をし、より鮮やかな色味を表現できます。
トリートメント成分配合で仕上がりが「うるうる」「つやつや」「しっとり」「しなやか」になります。
 ※ 使用後の仕上がり感には髪質により異なってくる場合があります。
アルカリカラー「アソートアリア」同じ色相・色味で構成されているため、色あわせをスムーズに行うことができ、既染部(カラー施術後の髪の毛の部分)と新生部(カラー施術未処理の部分)を均一に仕上げることが容易です。
 ※ アソートアリアは豊富な色味とクリアな発色で、2剤のラインナップも的を射た素敵なラインナップ
  クリアな発色のファッションカラーのみにとどまらず、ブラウンを効かせてグレイカラー(白髪染め)にも対応できます。
 
と、こんな感じになっております。
 
ちなみにいうと、だいたい、どこのメーカーさんのどのカラー剤でも同じようなことはたくさんいわれてますが、この「アソートアリア」「アソートアリア エトレ」は、群を抜いてよい商品、すなわち、抜群によい商品でした。
(ちなみに導入前に8メーカー、12種類のカラー剤を試し、導入後も3メーカー3種類のカラー剤を使いましたがアソートアリアの良さは抜群でした。)

このように、僕らの仕事を陰で支えてくれているカラー剤の紹介なんてはじめてしたのですが、こんな調子でほかの商品も紹介していきます!
 
今後も期待して下さい!
 
あと、コメントも募集中です!

1・毛髪の構造と働き の続き その2

2・タンパク質とは?
髪は何からできている?
髪は主にタンパク質でできていますが、このタンパク質を分解していくと、アミノ酸という小さな単位になります。このアミノ酸が2〜100個以上集まるとPPT(ポリペプチド)になります。また、アミノ酸が100個以上集まるとタンパク質になります。
人間の体を作るアミノ酸はたった20種類ですが、その組み合わせ方、手のつなぎ方にによって、約10万種類のタンパク質ができます。
人間の身体を作るタンパク質は大きく分けると2つのタイプに分かれます。
髪は爪や肌の角質層と同じ「ケラチンタンパク」という硬い種類のタンパク質でできています。一方、肌や内蔵は「コラーゲンタンパク」という軟らかい種類のタンパク質です。
毛髪を構成しているケラチンタンパクは18種類のアミノ酸からなっています。

代表的なタンパク質の種類と性質
種類 性質
ケラチン
毛、爪、羽毛、肌の角質層に多い。繊維状タンパク。構造が緻密で個体の保護をする。シスチンを多量に含む(構成アミノ酸の1/10〜1/5)。グルタミン酸、セリン、プロリンも多い。毛髪内部のケラチンも部位により構造が異なる。
硬くてもろい性質。
コラーゲン
皮膚、歯茎、血管、角膜に多い。繊維状タンパク。柔軟で各組織の形態の保護をする。ヒトの場合、身体の全タンパクの1/3を占める(最も多い)。構成アミノ酸の1/3がグリシン、ヒドロキシプロリン(コラーゲン特有)、プロリンも多い。
柔らかく保湿性が高い性質。
シルク
絹由来、繊維状タンパク。中性アミノ酸(グリシン、アラニン、セリン)が多い、吸湿性が少なく緻密な皮膜をつくる。
サラサラ感が高い性質。
小麦 小麦由来、繊維状タンパク。酸性アミノ酸(グルタミン酸、スパラギン酸)が多い。保湿性が高く、毛髪・皮膚へのもイス茶ライジング効果が大きい。しなやかな皮膜性があり、ツヤ・手触り感が高い性質。
大豆 大豆由来、植物性タンパク。酸性アミノ酸(グルタミン酸、スパラギン酸)が多く含まれるため、毛髪への吸着性がよく、高い保湿性を示します。柔らかな皮膜性があり、毛髪を軟らかく、クシ通り性を良く仕上げます。


各タンパク質のアミノ酸組成
    毛髪 卵殻膜
ケラチン
PPT
低シスチン
タイプ
ケラチン
PPT
低シスチン
タイプ
ケラチン
PPT
低シスチン
タイプ
コラーゲン
PPT
コムギ
PPT
ダイズ
PPT
  グリシン 7.3 6.0 11.8 8.4 8.5 33.8 6.8 9.2
  アラニン 4.0 4.1 8.4 6.0 6.2 11.6 4.2 7.0
  バリン 4.7 4.7 3.3 6.2 7.0 3.0 2.7 5.4
  ロイシン 8.4 5.8 10.3 7.2 5.2 2.7 6.5 8.0
  イソロイシン 2.2 3.8 1.5 3.0 1.9 1.3 1.6 3.6
  フェニルアラニン 2.7 2.3 4.1 1.6 1.5 1.3 4.5 3.4
中性 プロリン 3.7 7.0 4.3 7.4 10.4 11.5 14.4 7.4
アミノ酸 ヒドロキシプロリン - 0.9 - - - 10.6 - -
  スレオニン 7.2 5.8 2.9 7.6 6.0 1.8 2.1 1.3
  セリン 7.6 3.2 8.1 11.6 15.8 3.1 6.1 3.0
  チロシン 3.1 2.2 4.1 2.2 0.9 0.1 1.5 1.4
  メチオニン 1.0 4.4 0.4 0.7 0.6 0.3 1.4 1.3
  トリプトファン 0.7 1.6 - - - - - -
  シスチン 16.0 15.8 1.8 8.7 12.3 - 2.2 0.5
  システイン酸 - - 5.4 0.9 1.2 - - -
塩基性 アルギニン 9.6 3.7 5.1 6.3 4.7 3.6 0.1 2.0
アミノ酸 ヒスチジン 0.9 2.3 0.5 1.1 1.8 0.4 2.2 3.3
  リジン 2.6 5.1 1.8 3.0 2.7 2.5 1.1 4.4
酸性 ヒドロキシリジン - 0.1 - - - 0.2 - -
アミノ酸 アスパラギン酸 6.0 8.1 9.8 6.1 3.6 4.6 3.0 15.5
  グルタミン酸 12.3 13.3 16.4 12.0 9.7 7.6 39.6 24.1
※ケラチンタンパクはシスチンを大量に含んでおり、硬いという性質はこのシスチンに由来します。

3・毛髪の4つの結合
毛髪の結合とパーマ剤のプロセスには密接な関係があり、パーマ処理において毛髪の4つの結合のうち3つを切断し、そしてこの3つの結合をしっかりと戻すことが重要です。
1・毛髪の4つの結合
まず、毛髪の4つの結合を理解しておきましょう。
  1.  水素結合
    水に濡れると切断し、乾いた状態で再結合します。
  2.  イオン結合
    −(マイナス)イオンと、+(プラス)イオンの結合です。健康な髪の状態は、pHが弱酸性(4.5〜5.5)だとイオン結合がしっかりしている状態(=等電帯)です。髪のpHが等電帯からはずれると、イオン結合が切断されます。
    ※ −イオンになるアミノ酸ーーグルタミン酸、アスパラギン酸(酸性アミノ酸)
    +イオンになるアミノ酸ーーアルギニン、リジン(塩基性アミノ酸)
  3.  シスチン(SーS)結合
    システイン2分子が結合したものです。1剤の還元剤によって切断され、2剤の酸化剤で再結合してSーS結合に戻ります。
  4.  ペプチド結合
    アミノ酸の基本的な結合です。過度のアルカリ剤、過酸化水素剤で加水分解されて切断されます。
パーマ剤はこれらの4つの結合のうち、3つの結合を切断、再結合させ、目的のウェーブを作ることになります、美容技術の中で最も効率的に髪を軟化させることができるのがパーマ剤です。
  1. 水素結合ーー薬剤塗布で髪が濡れると切断。
  2. イオン結合ーパーマ剤がアルカリ性であるため髪のpHもアルカリ性に傾くことによって切断。
  3. SーS結合ーー1剤の還元作用によって切断。
※ すべてのシスチン結合が切られる訳ではなく、強いパーマ剤でもケラチンタンパクのシスチン結合の20%しか実際には切断されていません。

2剤の酸化剤で戻せるのはシスチン(SーS)結合だけです。pHを等電帯(pH4.5〜5.5)にし、髪をドライすることで、イオン結合と水素結合を元に戻します。
ウェーブはこの3つの結合でつくられているので、パーマ処理においては、3つの結合をしっかり戻すことが重要です。コレが不十分だと、タンパク質の軟化、間充物質の溶出などによりウェーブの固定化ができず、ウェーブが取れやすくなります。そればかりでなく、髪の強度低下、水分低下にもつながります。

毛髪の結合への影響
水素結合 髪をウェットにすると結びつきが切れ、ドライにするとまたつながる。カット時に髪を濡らすのは水素結合が切れて髪が柔らかくなるため。
※ 関係するもの 寝ぐせ、ブロー
イオン結合 髪が傷んでpHバランスが崩れると、結びつきが切れてしまう。pH4.5〜5.5(等電帯)は髪のイオン結合がとても安定した状態になる。結合をつなげるためにはこのpHに戻すことが必要。
髪には酸性アミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸など)が多く含まれているため、髪の等電帯は弱酸性のpH4.5〜5.5になる。
※ 関係するもの パーマ、ヘアカラー、弱酸性シャンプー
SーS結合 この結合を利用してパーマがかかる。1剤(還元剤)で結びつき切れて2剤(酸化剤)でつなげる。
※ 関係するもの パーマ
SーS結合が切れると髪は柔らかくなる。これが軟化といわれる状態。2剤でしっかり結合しないと特有の臭いがする。
ペプチド結合 髪の命のようなつながり。この結合が切れてしまうと二度と戻らない。
※ 関係するもの ハイダメージ
断毛や枝毛の原因がペプチド結合の切断。


まだまだつづきまーす☆

1・毛髪の構造と働き の続き その1

コルテックスの構造と働き


キューティクルの内側にあるコルテックス(毛皮質)は髪の90%を占め、フィブリルという繊維の束とフィブリル同士を接着するマトリックス(間充物質)ならびに髪の色を決めるメラニン色素を含んでいます。
コルテックスは毛髪の持つ「しなやかさ」や「弾力」などを作りだしている部分であり、キューティクル内側にあるコルテックス細胞やCMCの集合体です。
 
  1. コルテックスーー皮質細胞の集まり。毛髪の85〜90%
  2. 皮質細胞ーーーー硬い性質のフィブリルが約35〜45%
            軟らかい性質の間充物質が50〜60%
            皮質細胞は細胞膜複合体(CMC)により囲まれている。
  3. 間充物質ーーーーフィブリルの間を埋め、フィブリルとフィブリルを接着

間充物質の働き


間充物質にはフィブリルの接着剤としての働きだけでなく、他にも役割があります。
  1. 毛髪に水分とハリを与える。
  2. 間充物質の移動でパーマがかかる
  3. 間充物質が染料を内部にとどめる
間充物質が流出すると、髪にツヤやハリ感がなく、パーマがかかりにくかったり、カラーの褪色がはやかったりします。この間充物質がパーマやカラーをする上でとても重要です。
 

メラニン色素について


メラニン色素は皮膚や毛髪などに含まれますが、肌では表皮の基底層、毛髪では毛母に散在する色素細胞(メラノサイト)において、アミノ酸の一つであるチロシンを原料としてメラニン合成酵素(チロシナーゼなど)の作用により酸化重合されて作りだされます。メラニンが多いほど皮膚や毛髪は黒くなります。
 

髪色を決めるメラニン色素

  1. 髪色ー髪色はメラニン色素の種類と量によって決まります。
     色素が多きk鳴ったり量が多くなると光を吸収して髪は黒く見えます。逆に
     メラニン色素がほとんどないと光の乱反射により白く見えます。
  2. メラニン色素の種類と量メラニン色素には「ユウメラニン(真メラニン)」「フェオメラニン(亜メラニン)」の 2種類があり、その量のバランスによって毛髪の色は決定されます。それぞれのメラニンの色は次の通りです。
     「ユウメラニン(真メラニン)」ーー黒〜褐色
     「フェオメラニン(亜メラニン)」ー黄〜赤色
     赤毛はフェオメラニンが豊富ですが、黒髪やブラウン毛、ブロンド毛はフェオメラニンの量に大きな差は認められ ず、ユウメラニンの量の違いが影響しています。
     黒髪ーーーーフェオメラニン(少)、ユウメラニン(多)
     ブロンド毛ーフェオメラニン(少)、ユウメラニン(少)
黒髪をブリーチしていくと、ユウメラニンが壊されて、アンダートーンが赤褐色からオレンジ色に変化していきます。
メラニン色素は毛髪の約4.5%以下です。0%になるとまっ白に見えるようになりますが、極端にブリーチしたり、白髪でも薄い黄色っぽく見えるのは、まだメラニン色素が存在しているためです。
 

メラニン色素の役割


有害な紫外線(UV)を吸収し、頭部や体を守る働きがあります。

<紫外線の種類>
太陽光線には可視光線と紫外線が含まれますが、紫外線は可視光線よりも波長が短く、強いエネルギーを持ちます。そのため皮膚や毛髪に照射されると様々な悪影響(ダメージ、脱色、日焼け等)を起こします。
紫外線の種類は波長により3種類に分けられます。(色々な定義がありますが、以下の波長分類は気象庁の定義です)。
分類 波長(nm) 性質
UV-C 100 ~ 280 オゾン層などで吸収され、地表には到達しない
強い殺菌効果があり、生体に対する破壊性が強い。
UV-B 280 ~ 315 殆どは大気層などで吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や目に有害な影響を与える。
日焼け、皮膚がんの原因となる。
表皮で大部分が吸収、散乱され真皮までは到達しない。
UV-A 315 ~ 400 UV-Bほど有害ではないが、長時間浴びた場合の健康影響が懸念される。
UV-Bに比べて皮膚透過性が高く、真皮(皮膚内部)への到達も多い。

<毛髪への影響>
毛髪は紫外線により乾燥、強度の低下、キューティクル表面の粗雑化、メラニン色素や光沢の消失などの影響を受けます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
う〜ん。。
 
堅いですね。
 

1・毛髪の構造と働き

髪は、ほ乳類特有の皮膚付属器官であり、表皮から生じたものです。髪は高温低温の温度差からの保護や、外からのショックを和らげたりするような保護作用と、ヘアスタイルなどのファッション的役割などの機能をもちます。
髪は毛幹部と毛根部に大別されます。


毛幹部は皮膚表面から外側に出ている部分であり、毛根部は皮膚内に埋没している部分をさします。髪は、成分的に70%以上がケラチンタンパクから成っており、構造的には3層構造(キューティクル(毛表皮)、コルテックス(毛皮質)、メデュラ(毛髄質))になってます。


キューティクルの構造と役割


1番外側には竹の子の皮状に重なり合って毛髪をくるりと包んでいるキューティクルがあります。
キューティクルは毛髪のダメージに大きく関わっており、毛髪内部の間充物質(マトリックス)などを流出させない役割(蓋)と毛髪内部を守る(盾)の役割を持っています。
そのためキューティクルがはがれ落ちるとダメージは急速に進行していきます。
 
  1. 通常は4〜6枚のキューティクルよりなっている。
  2. 毛髪内部を保護している。ただし硬くてもろい性質がある。
  3. キューティクルはケラチンタンパクからできている。(最も硬いケラチンタンパク)
  4. キューティクルがはがれることでダメージは進行する。

キューティクルの構造は大切な脂質も含め、8層構造で分けることができます。1枚のキューティクルAの7層目と8層目、そしてその次のキューティクルBの1層目、それらの3層によって、細胞膜複合体(Cell Membrane Complex : CMC)が形成されています。
8層構造の一番表面に位置するアッパーβ(ベータ)層は、18MEA(18-メチルエイコサン酸)と呼ばれる毛髪特有の脂質成分で毛髪にツヤを与えたり毛髪同士の絡まりなどを防ぎます。


 

細胞膜複合体(CMC)の構造と役割


細胞膜複合体(CMC)はキューティクルの間から毛髪内部までのびており、人に例えると身体中に張り巡らされている血管のような存在であり、パーマ、カラー等の薬剤や水分の通り道となっています。
 
  1. 水やヘアカラー、パーマなどの薬剤の通り道です。
  2. キューティクル同士、コルテックス細胞同士を接着させます。
  3. 間充物質の流出を防ぎます。
  4. 水分を保ち、毛髪に柔軟性を与えます。
  5. ヘアカラーの染着やパーマのかかりに影響がある部分と考えられています。
    CMCは親油性のアッパーβ層、ローワーβ層と親油性のδ層から構成されており、毛髪の部位によって構造が異なっています。
    この構造の違いが毛髪の物性にに大きく関わっています。
    [ CMCの構成成分 ]
    δ層(親水性)ーーーNMF(天然保湿因子)親水タンパク、ケラチンタンパク など
    β層(親油性)ーーー脂質、コレステロール類、18MEA など
  6. NMFを組成してる成分表とNMFの働き
    ・CMCのδ層に存在するNMFは、通常皮膚内に存在するNMFとは異なるものと考えられますが、詳細な成分内容や構成比率は現段階では不明です。


メデュラの構造と働き


髪の芯にあるメデュラの役割りはまだ解明されていませんが、細い髪には存在しない場合もあります。

とりあえず、あまりやり過ぎると訳がわからなくなってくるので今日はこの辺にいたします。

試験頑張ろー!

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